妊娠・出産

【その1】初産・無痛分娩での出産レポ ~陣痛開始から入院まで~

この記事を書いた人
あにらむ笑い

あにらむ

20代後半に妊娠・出産。
新卒で大手企業に就職しつつも、壮絶な先輩の働き方を見てきて仕事と育児の両立を早々に諦め、寿退社。
現在専業主婦。

あにらむ

こんにちは、あにらむです。

私は2022年に妊娠が発覚し、2023年春に出産しました。
ちょうどコロナも落ち着いた頃で、旦那の立ち合い出産・産後の面会もできました。

産前はとにかくたくさんの人の出産レポ(ブログや漫画)を読み漁りました…!

出産に関する用語などはもちろん参考になったのですが、今思うのは、

お産の経験は、人の数ほどあるということ・・・

初産で無痛分娩を選択した私の経験が、これから出産を控える方の一助になればいいなと思い、レポをつづります✍

前駆陣痛?本陣痛?入院しないのに病院に行きたくない!

出産予定日である40週0日の午前2時頃、お腹への強い痛みが突然あにらむを襲った。

あにらむ

くっ…これまでは重い生理痛みたいだったけど、この痛みはうずくまらないとやりすごせないぞ…。

陣痛タイマーで測ると、陣痛の間隔は7分。
しかし、お産が近いことを知らせる「おしるし」もなければ、破水もしていない。

さかのぼること1週間前、10分間隔で痛みを感じ、急いで病院に電話。
だが検査の結果…

看護師さん

うーん、おそらく前駆陣痛(ぜんくじんつう)※ですね。
まだ子宮口も全く開いていないですし、今日は帰りましょうか。

※本格的な陣痛の前段階に起こる、不規則なお腹の張りと痛みのこと

うそやろ…。
割と痛かったのに入院できないんか…。しかも予定日1週間前で子宮口0㎝か…。

わざわざ病院に行って帰らされるのほどガッカリするものはなかったので、耐えられる痛みギリギリまで自宅で粘ろうと思っていた。

が、念のため病院に電話。

看護師さん

うーん、でもまだあにらむさん普通に会話できているので、おそらく帰ってもらうことになると思いますよ。

え、普通に会話できてると門前払いなの?(笑)

そうして痛みを我慢しつつ横になること4時間、午前6時ごろ、

あにらむ

うおおおおおおおおお!!!!!

叫ばずにはいられないほどの激痛・・・
寝ていた旦那も思わず飛び起きてきた(笑)

痛み発生から4時間粘ったが、陣痛の間隔も5分近い。
痛みがあるときは全く動けず会話もできない。

さっき看護師さんが言っていたことはこういうことか?
「シテ・・・入院サシテ・・・」と祈りながら、再度病院に電話。

看護師さん

分かりました、一度病院まで来ていただけますか?

ようやく入院まで前進ッ…!

旦那のちゃちゃと一緒に支度をしている時、こんなことを口にした。

ちゃちゃ

前の診察で先生が、入院すると精神的に安心しちゃって、陣痛が弱くなるって聞いたことある・・・。

あにらむ

ちょっと、フラグ立てないでよw

この時私はまだ知らなかった、このフラグが後ほど回収されることに…。

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病院に到着、入院が決定!だが・・・

病院に到着後、旦那は待合室で待機。私は検査室へ案内された。

都度襲ってくる陣痛に耐えている時は歩けなかったが、「休んでください」と看護師さんが立ち止まってくれるのがありがたかった…。

案内された部屋のベットに横になり、内診グリグリ。
ちなみにこの内診グリグリは、個人的に子宮口が開いていない時ほど激痛を感じました。

看護師さん

子宮口2.5cmですね。
3cmが入院の目安なのですが、大分やわらかくなってきてそうなので、入院しちゃいましょうか。

あにらむ

よし!!!!!

入院できると分かった瞬間、ものすごく気持ちが楽になりました。

ただ陣痛の痛みは変わらず、その痛みに耐えながらPCR検査をしたり、部屋の選択、書類へのサインはなかなかしんどかった…(笑)

ちなみに私の通っていた病院は大部屋、個室が選べたのですが、迷わず個室にしました。
個人的には個室にして大正解だと思いました。お部屋の話は後々詳しくしていきます。

入院する個室に移動したら、時刻は午前8時。
赤ちゃんを出す段階である、子宮口全開(10cm)まではまだ時間がかかりそうなので、旦那は一旦帰宅。
(一度PCR検査をしてしまうと、出産まで一切外に出られなくなってしまうルールだったので、お産開始ギリギリまで入らない方が良いとのことでした。)

ちょうど朝ごはんのタイミングだったので、品数豊富な朝ごはんをいただけることに。
しかし、数分おきにやってくる陣痛で思うように箸が進まず…。

あにらむ

食べたい意欲は山々あるのに、じっくり味わうことができませんでした。

なんとか食べ終わり、ベッドへ横に。
次の内診グリグリ検査は10時半だったので、テレビを見ながら陣痛に耐える時間が続きました。

ここであることに気がつく。

あにらむ

なんか…陣痛の間隔あいてないか?

早朝に電話した頃は5分間隔だったのが、いつの間にか10分間隔に。

そして10時半の検査がやってきた。

看護師さん

まだ2.5cmのままです。陣痛…遠のいてますね。

旦那が言っていたことが現実になってしまった…。
安心しきってしまったのが良くなかったのか…でもどうしようもないよね…
気持ちの持ちようなんて意思で変えられないもん…。

そして看護師さんからあることを告げられる。

看護師さん

このままだと、お産が進まない陣痛で、お母さんも赤ちゃんもずっと苦しい思いをすることになります。
2時間後も同じ状況だったら、陣痛促進剤を打ってお産を進ませたいと思うのですが、どうでしょうか?

この時点の陣痛でもかなり苦しかったので、この状況がダラダラ続いてしまうのはしんどかった。
また入院のベッド代もタダじゃないので、余分にお金がかかってしまうのも嫌だった…。

他の方の出産レポでも陣痛促進剤を打っている人が多かったので、私は打つことに抵抗はなかったのですが、リスクはゼロではないので、事前にチェックしておくことをオススメします。

あにらむ

私はその場で陣痛促進剤を打つことにサインしてしまったのですが、旦那に事前に説明していなかったので、急に打つとなったことに驚いていました。
周囲の家族にも事前に、陣痛促進剤を打つ可能性があることやリスクを、理解してもらっておいた方が良いですよ!

そして次の内診グリグリ(12時半)まで耐えること2時間…。

どく状態のままサイクリングロードを突っ走っているような感じで、ジワジワダメージ受けていました。

グリグリの結果、子宮口2.5cm、陣痛も10分間隔のまま。
事前に話していた通り、陣痛促進剤を打ってお産を進ませることに。

看護師さん

では、分娩室(出産をする部屋)に移動しましょうか。

あにらむ

はひい…。

個室から分娩室まで50mくらい。
陣痛が来るたび休憩させてもらいながら、必死で移動ッ…!

次回は陣痛促進剤の投入から、いよいよ無痛分娩の麻酔投入までをレポします✏