海外生活の話

アメリカの高校に初登校してびっくりしたこと5選|学生時代をアメリカで過ごした話Vol.3

あにらむ

こんにちは、あにらむ(@heyannie_615)です。
私は学生生活およそ4年間をアメリカで過ごしました。

このお話は、15年間英語とは無縁の生活を送ってきた一人の女子学生が、突然アメリカに行くことになり、毎日カルチャーショックを受けながらも奮闘する日々をお伝えするシリーズです!

今回は、アメリカの学校に初登校して驚いたこと5つをご紹介します!

驚きその1:アメリカの学校における年間スケジュール

アメリカは9月入学って、本当だったんだ・・・!と実感しました。笑
秋から新学期って、違和感ですよね!

そして毎年6月中旬くらいに最終登校日&卒業式が行われました。

あにらむ

ということは・・・え・・・1ヶ月半も夏休み、あるの・・・?
長すぎる!!!もちろんいい意味で!!

私が日本で通っていた学校は「1学期」「2学期」「3学期」と別れていましたが、アメリカでは「秋学期(Fall Semester)」「春学期(Spring Semester)」と別れていました!

またアメリカではゴールデンウイークはないので、5月に大型連休はありませんでしたが、クリスマス(Holiday Season)の休みが長かったです!

あと11月末には「サンクスギビング(Thanksgiving)」による祝日もありました。日本とは全く異なる祝日の数々に驚きました!

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驚きその2:レジストレーション(履修登録)がある!

登校日初日はレジストレーションと呼ばれる、年度初めの初回お手続きのようなものがある
あにらむ

この制度にはかなり驚きました!!
IDカードの写真撮影って・・・社員か?

「クラス登録」とありますが、授業は全て単位制なので、カテゴリ分けされた科目(理科、数学、体育など)の単位をきちんと取得していれば、各々が履修したいor自分のレベルにあった授業が取れるんです!!

大学みたいな履修方法が、高校でもできるっていう感じです。

クラスの履修は秋学期・春学期の2回に行います。ほとんどのクラスが1年を通じて行うものでしたが、中には「半年だけ」のクラスもありました。
例えば秋学期に経済のクラス、春学期からは経済のクラスが終わって政治のクラスを取る、というような感じです。

あにらむ

もちろんこの履修方法だと、(日本の大学のように)クラス後に教室を移動するので、1年間毎日ずっと時間を共にするクラスメイトがいないです!

高校から自分の好きなように履修が組めるって良いな~!と思いました。

驚きその3:アメリカの学生はシンプルな服装!?

初登校したときの私の服装

時は過ぎ、登校日当日に
私は都会で購入したいっちょうらをおろした
ギャル魂が溢れるめっちゃ派手な服!
あにらむ

日本で「虹」って書かれたTシャツ着てる人いたら、「あ、外国から来た人だな」って一発でなりますよね・・・完全にそれでした・・・。

いざ登校すると・・・?

母も付き添ってくれたが、思春期真っ盛りのためとてもはずかしかった
そして何より恥ずかしかったのが
想像以上にみんな服装が落ち着いていたので、自分がすごく目立っていた!
あにらむ

え?みんな学校にパーティドレス着たりしてないの・・・?(偏見)

すごーくシンプルなシャツとデニムを着ている学生ばかりだったので、驚きました・・・。

あと女の子は肌の露出がすごかった!!!そんな短いデニム履いて大丈夫!?というような…!笑 
まあ、自分も数年いたら同じ服装になっていたのですが…(笑)

アメリカの高校生のイメージ

↑ もう、本当にこんな感じ(笑)

現地の人が着る派手な服といえば、絵の具を垂らしたようなレインボーな服くらい?笑

こういうやつ!!!タイダイ【tie dye】と言って、「絞り染め」という意味みたいです。
あにらむ

私は別の意味でレインボーでしたが・・・。

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驚きその4:全校生徒はコンサートが開ける人数

まずは写真撮影の場所に向かった
全校生徒が2千人くらいいたので、行列だった!
あにらむ

規模がすごいんじゃ・・・。

大学じゃないからね・・・高校です・・・。

「規模が大きい高校なのでは?」と思われたかもしれませんが、私の通っていた高校以外の周辺の高校も同じくらいの規模・広さでした。

アメリカの人口は日本の人口の2.6倍くらいなのと、若年層の生産年齢人口もアメリカのほうが圧倒的に多いので、データを見れば納得です。(ひ〇ゆきか?)

また私の通っていた高校は人種にも富んでいましたが、アジア人が比較的多い学校でした。日本人も一定数いましたが、両親は日本人だけど本人はずっとアメリカ育ちで、日本語より英語の方が得意だという人も多かったです。

あにらむ

日本の中学は9割8分日本人だったから、なんだか新鮮!

驚きその5:教科書=辞書???

無事写真を撮り終えて、クラス登録も済ませられた
これだけの作業でぐったりする私
追い討ちをかけるかのように、辞典のような分厚い教科書を渡された!
あにらむ

国語辞典より分厚い本を初めて授業で使った・・・!

数学の教科書、500ページくらいありました。笑

教科書の中にちょっとした計算問題があって、よく宿題でそれをやってくることが多かったのですが、一番後ろのページに答え載ってるのでよくカンニングしました(ダメェー)。でも分厚すぎて見づらかった・・・笑

ちなみにこの分厚い教科書、毎日持ち歩いていたら肩が爆発しますので(笑)、一人ひとつ、校内にあるロッカーが使用できました

アメリカの学校にあるロッカー
アメリカにあるロッカーの例
あにらむ

海外の学園ドラマでたまに出てくるよね!イケイケな人は鏡とか設置してたりね…

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【あとがき】大人になって当時を振り返ってみた

アメリカの高校は日本の高校と違うことだらけでした!

授業を自分で選ぶのが高校からできるって、いいですよね。数学は好きだけど国語は苦手、だったら、数学の上級クラスをとって、国語はそこまで力入れない・・とか、自分の長所をとことん伸ばせますよね。好きなものを勉強して、より好きになれると思うし。

あにらむ

自分の得意不得意をより若いうちから自分の頭で考えられるから、大学の進学先や将来もより考えやすくなるんじゃないかな〜と思います。

ちなみに、学校が始まるまでの数週間、完全に自由に過ごしていたのでストレスもそこまでなかったはずなのですが、意外にも心身ともに疲れてしまったようでした。38度くらいの高熱が2日くらい続きました・・・!

学校にも行かない、ただ起きて買い物してご飯食べて寝る、っていうことしかしてないのに、熱が出るなんて思っていませんでした。

自分では意識してなかったつもりだけど、出かけたりするだけでも緊張していたのかも・・・。日本で進学などを機に引越ししても、新しい環境に慣れようとしたりで、だいぶ気疲れしたりしますもんね。

ちなみに兄も熱を出しました。父親と母親は特に、でしたので、風邪がうつったことも考えにくい・・・ということはやはり、子どもに対する負担は想像以上に大きいのかも?と思っています。

前述しましたが、ただでさえ引越ししたり、新しい環境にいくだけでも気疲れしますよね。無意識のうちに心身ともに緊張状態になっているんだろうな〜。

あにらむ

びっくりすることばかりなので、まずは環境に慣れることから
学校が始まる前に少しゆとりがあって、本当に助かりました。

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